技能実習生等向け技能検定実施
令和5年2月13日(月)神奈川県立東部総合職業技術校で随時3級と基礎級の実技試験を行った。弊社三代目・鈴木浩は平成18年からこの技能検定の検定委員をしている。
技能検定制度においては、技能実習生が修得した技能等を評価するため、技能実習生向けの技能検定として、随時2級、随時3級及び基礎級の区分を設け、実施しています。技能検定(随時試験)は、技能実習生が、在留期間が終了するまでに受検・合格しなければなりません。今回は随時2級の試験はありませんでした。
基礎級
技能実習生を対象に行う国家試験です。基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及びこれに関する知識について評価します。筆記試験と実技があり、筆記はひらがなのみで行います。技能実習2号を希望する実習生は必ず合格しなければなりません。
随時3級
基礎級に合格した技能実習生を対象に行う国家資格です。初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識について評価します。
日本語・知識・技術が基礎級の検定からワンステップ上がり、ひらがなだけでなく漢字も使用します。随時3級は合格でも不合格でも帰国は可能ですが、技能実習3号を希望する実習生は必ず合格しなければなりません。 ※技能実習3号に移行しないとしても、随時3級の受検は必須となります。
随時2級
基礎級及び当該検定職種に係る3級の実技試験に合格した技能実習生を対象に行います。中級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識について評価します。
合否の縛りはありませんが、帰国前に必ず受検しなければなりません。